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森博嗣の戦争・遊郭・中性司令官 幻想

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スカイ・クロラシリーズの新装・文庫版が5冊目
(長編最後の結末編・クレイドウ、ザスカイ)まで来た。
さすがに買わなかったけど新装作者対談は借り読みした

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あらためて旧版愛蔵版出して来た(裏表紙の日没)
なんでこれに憧れるのか。危険だ。

*新装あとがきはやらないほうが良かったように。
無内容でネタバレですらないヨウなので…。



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週刊朝日の廃刊 長い予兆

なぜ定期購読切ったのか、きっかけになった
記事が何だったかはまだ思い出せないが。

それよりはるか以前の緊急連載「橋本徹のDNA・
本性をあぶりだす」2012年10月号。大掃除で
出て来た。永くゼミ室で展示教材。
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これが朝日は謝罪・撤回に追い込まれて連載も
中止。東京出身の私は全く情けないと思った。
そしてこれを起点に維新の躍進はつづき、先の
和歌山県知事選では維新が共産党を抜いた
(もちろんともに落選だが)。だが何より驚いたのは
私の職場の周囲が、親しい友人に至るまで、私とは
同調しなかった。朝日の判断は当然だ、としたことだ。
この時歴史の歯車が動いたのは間違いない。
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ただ署名記事が上杉と思っていたが写真の如く
佐野眞一だった。完全に忘却。

船頭多い一揆型史料翻刻?

むかし峰岸純夫さんから
「永禄日記出すからぜひ買っておいて」
といわれた史料纂集・長楽寺永禄日記。
もちろん、とか適当に返事してウッチャッタ。
もう東国はいいか、ということで。
しかし先ごろ思い出して買ってきて、
今日、思い立って読んでみた。
おもしろいなあ、東国社会史史料。
大学院時代に立教で輪読したもの
だったか。
この日のために温存してた。
頭注だらけ。船頭が多すぎ?
羨ましいが
それとも筆頭編者の気の多さ?
金澤は敵味方嫌い無き公界寺
なんて記事も全く忘れてた。

アーミッシュと由良天狗惣国

院生時代に見た懐かしい映画
ハリソンフォードの刑事ジョンブック目撃
やっていたのでつい最後までみた。
カットだらけ、ラストシーンカットという
のも初めて見たが。
 べつに特殊宗教のこと考えていたから
観たというのではなく、アーミッシュの寡婦
がマクギリスだった、というのを知らなくて。
(トップガン1の女性教官役。*)。
 当然ながら、アーミッシュ習俗の描き方は
批判を受けていて、wikiレベルでも
「共同体外部の異性と恋愛をすることは現在でも皆無だ」
と書いてあったが。ともあれ私はマクギリスで
あの集団の存在を初めて知った。ゼミで
集団作業するとき「家を建てよう」CD流した
くらい焼き付いてる。
 ラストシーンカットしてほしくなかったなあ…
余韻というものがあるだろう。まあ劇場で浸ったからいいけど

共同体内婚を差配する支配集団ーというのは
中世の惣国や惣村にもありそうな気がする。
由良の天狗党惣国とか。
だが、あえて異国の婚姻を差配するという
統一教会のような糾合力、大日本帝国支配
の蕩減が関わっているとは思いつつも到底
理解が及ばない。おっと敵性用語を使った。
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和歌山市民図書館にあった統一教会の啓発本。
一見批判的なタイトルに見えるが集団結婚・文鮮明
礼賛のプロパガンダ。
30日に大学寄りますから返却しておきますので
研究してみては(ブラックトラックには展示せず、
さすがに)。個人的には、山崎浩子の脱会証言本が
矛盾なく整合適合していたことに安堵した。
史料的な価値があります。

統一教会(旧)研究 その2

やはり気になって読み返してみた。
(大半廃棄した芸能人ライフストーリー本)
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1994年刊行(合同結婚式翌々年)
私と同じ歳。なので
若い方は知らないだろうが新体操の英雄で
クイズダービー②枠の国民的アイドル。
(wikiみると大半が本書のコピペなので危険。
山神先生が同郷だから聴いては。)
 前回紹介の研究書にはなかったが、
山崎浩子は祝福二世について「神の子」
として崇められ教会の為に何でもする、
と書いている。3家族で「神の子」を融通しあう
「三位基台サンミキダイ」も暴露している(p229、
孫はサタン=親を説得する「神の勝利」とも)。

学生諸君は是非、学生時代(東京女子体育大
新体操部)には統一教会のうさんくささに辟易した
山崎浩子が、落ちていく過程を注意して読んでみて
ほしい。
 また本当に大切なことは書かない、教えない、
といっている部分がもっとも重要。これを「敵」に
知られるわけにはいかない
、と。私がこの本を
好きな所以だ(もちろん史料批判はしているが)。p249

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和歌山大学教育学部海津ゼミ(日本史)のブログです。

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