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僧兵(根来衆)画像の研究

最終日で大地震まで来たが。タコを偏執・分析した。
近世絵巻ながらなかなか史料批判に耐えるものあり

紀州惣国の岸和田解放軍 全35人
 根来衆(僧形)ーー12人(1 騎乗大将)
 雑賀衆 含む根来の寺侍 ーー23人(7)
(それぞれ騎乗の大将格あり)
 俗人兵23の頭顔内訳
  ・甲の額当て 5人(5 一人大将落馬)
  ・烏帽子のみ 3人(1)
  ・蓬髪月代  12人(1)
  ・陣笠     3人
 かなりはっきりと区別識別できる
 ()内数字は、重武装の壷袖鎧の数 全8人
ということは。僧兵の身分標識はーーー伏字ーーーー
ここから先は4月の歴史の見方・考え方だな
震度3で天井落下しても無視して研究していた。
IMG_0907_convert_20210221181501.jpg
地蔵に襲い掛かる根来衆軍団8人
鉄砲2・弓矢2 俗は烏帽子2・額宛1の3人
僧5はクローンのように同じ顔だが

IMG_0908_convert_20210221181633.jpg
もうひとかたの大将は落馬 雑賀衆か

IMG_0906_convert_20210221181346.jpg
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神戦図も少し違う解釈が可能になる。

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これは日本女性史来週の課題にしようか

昨日の神社で岩戸巡りの条件の制札
KIMG1346.jpg
まちがえた。こちらだった。
KIMG1342.jpg

妊娠中や高齢年齢の拝観制限が健康への配慮だと信じたいが…
おひとり様禁止だったので、早々に退散して
社務所までもいかずにニョロ

ベールを脱ぐか 山東根来13人衆

風林火山(古参 地域連携コーディネーター4人衆)
が多忙および忍術未修練につき、1/11用の赤影dvd
短縮VERは雑賀鉄砲衆の収入役に発注した。
上司寺本さんもたけのこまんよく知っていたし。

で、ついに初めて13人衆に文書発給。

タイトル:シャドウキャビネット根来13人衆御中
1/11の和歌山サテライト歴史カフェの
<和歌山市山東地区まちづくり>。
19:00~ドン・キホーテの喫茶店。
 私と吉田事務局長との対談・コントですが
実は吉田氏は、♪ ピー
(和歌山市の最高機密)。それでこのstイヴ
23日の朝10:45に、貴志川線伊太祁曽駅に
突然出没。終点貴志駅まで乗り込んで折り返し
家のある山東駅で下車するそうです(笑)。
夜なら即、猥褻物陳列罪の現行犯逮捕確実?
1/11にも変身はするでしょうがやはりこの
赤テントを見逃がす手はなかろうと、
見世物小屋研究者の責務で私のFBやブログ等で
全国無差別発信しています。
 このメールの届いた皆さんは、私の作った
たけのこまんを調教する「山東根来13人衆」
シャドウキャビネットとしてリスト入りしてる
皆さんです。大橋さんは黒幕の二階弾正役、
主催者C後藤は風林火山の筆頭風で「サド清姫」、
岡崎さんは彩孫様(山部孫一)の産休明けまでの
交代要員で名無しの下忍頭領役、などなど。
(設定聞きたい方は私にご確認を。リスト
持ち歩いてるので諳んじてます)岩橋さんは
13人衆のボスで「棟梁暗闇綺堂」です。
1/11に提案するつもりですので配役名も出して
良いよ、という方(いっしょに1/9山東裸祭に
出るよ、という方)も一報よろしく。

フロム センチメンタル伊代16
    (性格;凶悪、調教内容;笑い上戸の傍若無人)

▼山椒7人衆の次は、本命たけのこまん
ついに聖夜の出没情報をキャッチしました。
12月24日(土)貴志川線に出没します。
クリスマスバージョンたけのこまんです。
これは見れば、デート成功まちがいなし。
みなけりゃ無限なんとか行き(蔵王さんだ)。
▼「伊太祁曽発10時45分の貴志駅行きに
乗車予定です。是非、お越しください(^^ゞ」
これは私の言葉ではありませんよ。
▼伊太祁曽駅発10:45→貴志駅 貴志駅→山東駅下車 帰宅
このわずか1時間余が勝負だ。
伊代恥ずかしくて正視できないかも
(来年からはやはり黄昏時に出てきましょうね)
--

東京要人への御文(10・2悪党研)

ご友人ご一同。和歌山海津です。
連日テレビは和歌山被災映像ですが、ゼミは惣無事です。
 10月2日に下記の要領で悪党研究会があり、福島笛木紀子氏が
何十年ぶりかに中世史の報告します。歴研大会にて盛り上がって、
飲んだ勢いで決まりました。内容は福島新著に関する報告ですが、
藤木久志氏が矢野荘の近業で佐藤和彦の農民闘争論を全面否定。
(挙証史料文献に榎原・福島・磯貝らを使用し特に福島に依拠)
福島氏自身の見解が待たれるという局面です。
藤木論文は「ある荘園の損免と災害
-東寺領播磨国矢野荘のばあい-」
(蔵持重裕編『中世の紛争と地域社会』岩田書院所収)
佐藤和彦さんの矢野荘研究をどう継承するか
皆さんのご意見も是非聞きたい。私はこれ以上災害が拡大しない限り
行きます。中世史サマーセミナーでも関係者に是非藤木先生ご自身に
出座をいただきたい旨話しました。皆さんにも是非ご参集ください。
海津ゼミブログ <東京に行こうの巻>ご参照を
ps 明日は満月開けの13日。十三日講事件史料を読み直してますが
(諸事情で)切実さを実感してます。昨日の「砂の器」はやはり、
本浦千代吉は大量殺人未遂に改ざんでしたしね。

悪党研10月例会の案内
悪党研各位
下記日程で10月例会を実施していきます。今回は福嶋紀子さんをお招きし、報告をしていただくこととなりました。また、和歌山の海津氏よりのお知らせを文末に掲載しておきました。ご入り用の方はメールにある手順に従い、申し込みをしてください。

《悪党研究会10月例会》
【日時】10月2日(日)13:00~
※通常とは日時が異なりますので、ご参会の際にはご注意下さい。
【会場】調布市文化会館「たづくり」602会議室
【報告者】福嶋紀子氏
【タイトル】:「地域」の形成と村落身分-闘争史の視点への再検討―
【コメント】
中世後期の荘園制を評価するため、荘園村落内身分を再検討する。播磨国のような中間地帯に継続する中世後期の荘園制が、「地域」の形成を促し、村落内身分の伸展を助長した。これには荘園制下の収納サイクルに関与し、在地の側に取り込んでいく、在地側の不断の闘争史の視点が不可欠であるが、対立物としての荘園制ではなく、「地域」の構成要素としてとらえ直すことで、中世後期の荘園村落を再検討したい。
【PR】
和大海津です。和歌山の中世荘園の15年の研究成果海津一朗編『紀伊国かせ田荘』同成社 6825円をよろしければ著者割り5500円でお持ちします。9/28までに御申し込みください。
kaizu@center.wakayama-u.ac.jp まで。お名前と冊数。

明日12日は仲秋名月 13日は再び十三日講です。

「十三日講事件」読み直してくれましたか?
ところは矢野荘(兵庫県相生市)。2/13宵待ち講の宴席にて惣指導者の実円が右近男を殴りつけた。臨席の住民は「藤内三郎(右近)が悪口の上に抜刀したから輔房殿(実円)が鎮圧したのだ」と証言したが…。領主権力はこの事件を口実に実円の処罰追放と惣自治への大弾圧を開始した。その顛末は日本中世を揺るがす永和の惣荘土一揆に発展していく。(ちなみに最新の櫻井彦説では十三日講は大酒神の本地13仏に因む講座。乱闘になるわけだ?)

ボケていて応安2年(1368)3月の東寺百合文書ム函・学衆方評定引付(応安2)でした。相生市史7のp135~。佐藤和彦氏の『南北朝内乱史論』の1章のほうでした(初出はあの「民衆史研究」9号10号)。「中世民衆の闘いの跡を日常生活の深みの中から明らかにするのだ」、と語った佐藤氏に対して、「問題の建て方が逆だろう」と批判したのが千々和到氏だ。私のゼミで常に中心課題の<起請文の使い方にみる民衆世界>を初めて問題にした中世社会史の創始者の一人(東京大学出版会の『一揆』4の千々和論文を読んでいないゼミ生はわが惣国にはいないはず。坂本亮太元ゼミ長の師匠でもある)。思えば、10月2日の悪党研究会は佐藤和彦人民闘争時代(1970年ピーク)と1980年代~社会史との正面衝突なのかもしれない。(おそらく藤木久志氏はこのような位置付けしたら激怒されるだろう)。
昨晩引付通覧していて矢野荘って新田問題が引付レベルにも出てくるのですね。これは何か。「飢饉と闘争」南部荘で反論しようと研究してたが案外矢野荘でもいけるかもしれない。ゼミ生誰か矢野荘新田問題やってみないか。

応安2年(1369)3月7日 主席者・弘雅ほか8人略
一 矢野荘百姓輔房実円、於講座<号十三日講>打擲刃傷右近允男之由、給主代祐尊並田所代秀恵注進之事、沙汰人等注進之上者、罪科之段、可有其沙汰、収公名田、可追放其身之旨、可加下知☆   
一 彼十三日講濫觴事、為百姓等傲々張行、執行之云々、其分太以不可然、可停止之(傲は人偏でなく口偏に)
以下はこのボケ写真にて目を凝らして
110911_0741~01十三日講

 領主側の議事録に書き残された「この小さな事件」にいったいいかなる背景があったか。矢野荘土一揆の真相に迫る。1980年代の中世史学はこの謎解きに熱中していた。
13日は午後からサテライト「絵解き」打ち合わせで大学に行きます。今度こそ紀州惣国十三日講に付き合いませんか?関係史料をよみましょう。ただし酒入ったら「悪口」やら「抜刀」やらはご遠慮ください。ここで歴史の再現劇やったら洒落にならん。そういえば私の赴任以前はゼミ室は禁酒だったそうですね。
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和歌山大学教育学部海津ゼミ(日本史)のブログです。

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