『歴研半世紀のあゆみ』再読

歴史学研究会の1932~1982を総括した書。
再読、としたのは昨昨年の研究室移転以来
行方不明中。この大切な時に… 縦覧では
県内の公共・大学図書館が所蔵してない。
西岡研究の佳境なのにこれが無いとは。
(もちろん隣室の三品氏は持ってるだろうが、
これ借りに行くのはあまりに恥ずかしい…。★
で、ついに年の瀬のゼミ室図書自宅移動で
見つけた。なぜか鎌倉遺文研論集に挟まっていた。
虎之助の位置を見届けるのが所期の目的だが、
改めて読んでみて、敗戦後知識人と歴史学会の
ことを思う(昔通読したときとまるで印象違った)。
それにしても座談会というのは解読が難しい。
呑気な回顧談に見えるものの背後に、何を
読み取るか、というのはセンスが必要だ。
昔は何にも考えていなかった、ということだろう。
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