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かつらぎ町の西岡虎之助展 20日日曜オープン

海津ゼミの3年間の西岡虎之助研究の成果が
故郷のかつらぎ町に「凱旋帰国」する。
59・60期生の有志が燃えて取り組んだ研究、
最終とりまとめはやはり地元の林ゼミ長だった。
これをきっかけに西岡の新しい側面に光があたるか?
私たちが見つけられなかった西岡訓導時代の教え子の
手がかりや、旧かつらぎ町誌編纂の全貌が明らかに
ならないか?(*不思議なことになぜか西岡は和歌山の
仕事をいっさい請けておらず、この旧町誌がほぼ唯一。
不世出の歴史家西岡が郷土で「無名」に埋もれた原因。
西岡にとって故郷とは何であったかという謎について
当時の山根木委員や下村教育長から種々ご教示を得た

 貧しい山林農家の第3子に生まれて師範学校・
小学校教師として苦学した体験が不世出の
「反骨と抵抗の歴史家」を育て、戦後日本の
歴史学と歴史教育を救った。というーー西岡神話。
西岡門下の佐藤和彦に学んだ私には、その真相を
つきとめる義務があるのだろう。

今日は終日27日シンポのレジュメ作りをしていた。
(忘れていて額田さんに執筆要綱コピーいただいた)。
章立て項目のみ大公開 
1 日本一有名な中世の村ー歴史教科書のかせ田荘ー
2 それは西岡虎之助から始まった
3 反骨の歴史家・かつらぎの誇り
4 全国騒然!最古の堤防を掘り出した男たち
5 西岡民衆史の実践ー地域住民と歴史を書く
6 中世再現 すがたをあらわした荘
7 かせだの未来ーフィールドミュージアム水の駅
さらにゼミ生に急遽付録を執筆依頼
付録1 「一の井はいつできたか」(林晃平)
付録2 「紙芝居<文覚ー中世を切り拓いた男ー>シナリオ」
(脇田剛毅 君の半端仕事のおかげでまた徹夜だ…)
111118_0736~01 27日は大画面カラーでご披露

請うご期待! 27日にお会いしましょう。
*残念ながら30分ではこの謎には言及できない。
まことに申し訳ないがご関心の方は12/3午後に
和大の岸和田サテライトで行う講演にお越しを。
和田君説得してシンポの終了後に西岡展示を再度
開けてご案内しようとは思うのだが。


林君が明治期の古文書からトコミズサンゴウ慣行の
記述を発見した。植野嘉紹さんからお電話があり、
西岡区長に挨拶に行っておいた方が良いとの
サジェッション。明日はレジュメを届けがてら、
この発見を窪の皆さんにお知らせしに行こう。

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