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亡霊をみたようだ 日本史研究新年号

東京時代に「内乱史研究」という同人誌を
出していて、ついこの前、平雅行論文にて、
親玄僧正日記を翻刻した蛮勇を「ホメられた」
ばかり。と思っていたら、同じ号14号が
安土城の高木叙子論文日本史研究新年号の
末尾で非常に含みを持って取り上げられていた。
14号の編集担当は長浜城(元)の太田浩司で
この当時はすでに琵琶湖の住人だった。
(太田氏は古澤氏と並び同期では就職が早かった)
 同誌は「組織内研究者」という言葉で、
ヴ・ナロードの新しい研究開拓を主張していたが、
現場に出ていた太田氏はその切り札的存在。
というより、私(東京事務局)の記憶が正しければ
太田氏の側から「なんですか今の中央は。
もっと民衆に発信しなくて何が歴史学ですか」
と自ら編集を買って出て来た、印象だった。
 だから高木さんの引用はちょっと額面では
はかりがたい(が、高木論文自体すごく癖玉で
容易に真意がうけとれないところあり)。
日本史研究713、202201月

*その後関西に来てから、太田氏とは菅浦で
2回ほどすれ違った程度で話をしていない。
(記憶違い🦆)だが、14号で主張していた彼の
理念は、市や江へても寸分も変わっていない
一貫した研究姿勢と思っている。





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