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日本史研究するなら国語専攻でしょ

わたしの熊野参詣の話はつねにラドロイス時代
つまり蟻の熊野詣なのだが。今年は思い立って
熊野御幸(中世の始まり)をやろうと思う。そのため
明日は 徳仁修士論文(昔綿貫さんにもらった?)
読む予定だったが。
 気が変わった。島津さんの御陰で鎌倉殿13人
見たので、尼御台の演説を読もう。
キーパースンは安達泰盛のお爺さん。火野正平。
そうとなったらあちこちに手配しないと。授業は
当然、尼将軍様の演舞から始めないと。
30人をどこまで奪還できるか???

ネットで拾ったのはダメだけど。声作りの準備用
早起きしてせめて国史大系でレジュメ作らないと
二品(にほん)、家人等(けにんら)を簾下(れんか)に招き、秋田城介景盛(あきたのじょうすけかげもり)を以て示し含めて曰く、皆心を一にして奉(たてまつ)るべし。(こ)れ最期の(ことば)なり。故右大将軍(こうだいしょうぐん)朝敵を征罰し、関東を草創してより以降、官位と云ひ俸禄と云ひ、其の恩 既に山岳よりも高く、溟渤(めいぼつ)よりも深し。報謝(ほうしゃ)の志浅からんや。(しか)るに今逆臣の(ざん)に依りて、非義の綸旨(りんじ)を下さる。名を惜しむの(やから)は、早く秀康(ひでやす)・胤義(たねよし)等を討ち取り、三代将軍の遺跡(ゆいせき)を全うすべし。(ただ)し院中(いんちゅう)に参らんと欲する者は、只今申し切る(べ)し(てえ)り。群参(ぐんさん)の(し)(ことごと)く命に応じ、(か)つは涙に(おぼ)れ申す返報 (つまびら)かならず。只命を軽んじて恩に酬いんことを思ふ

『吾妻鏡』承久三年(1221)五月十八日辛丑
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