鎌倉遺文撤収 時代の終焉

ゼミ室の私本を自室に移動作業中。
ついに今日、鎌倉遺文ほか周辺遺文をすべて
箱詰めして移動した。いま自室に配架を終えて
一杯飲んでいるところ。乾杯!
昔、図書館が重複本ダンピングした時に、
某ゼミ生が鎌倉遺文全冊を買ってきて、
ゼミ室にカラーボックスで展示してトクトクと
していた(たしか1冊20円?でも1000円
にはなる、いまの学生は買わないだろう)
まことにほほえましい。学生が鎌倉遺文の
価値を知っていて、そうゆう奴が小中教員に
なっていた時代*。これが終焉した。
さて来年の史料研究(一般大学の言う
古文書演習)はどうしようか。遺文もない演習室
で何ができる。閉講しちゃおうか
*この男、卒業時に鎌倉遺文を寄贈していく、と
申し出て、私が拒否・説教した。何か良い格言を
作ったと思うが忘れた。「おまえの学究はこれからだ、武器を捨ててどうする」とかなんとか、激怒したと思う。
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